Q
|
厳しい財政状況の中、少子・高齢化の進展、公共施設の老朽化、コロナ禍の経済への影響など、考慮しなければならない様々な課題を抱えながらの予算編成であったと推察するが、市長は、どのような点を重視し、また、どのような点に留意して令和4年度予算を編成されたのか。
|
|
|
A
|
新型コロナウイルス感染症による影響から、市民の暮らしや事業者の営みを守るための取り組みを継続しつつ、ウィズコロナ社会を見据え、未来に向けた時代の変化に対応すること、総合計画第2期実行計画を着実に進捗させることを重視した。また、持続可能で安定的な財政運営を堅持するとともに、事業の効果や有効性を見極めた精査を尽くすこと、国県補助金等の有効な財源を最大限に活用することに留意した。
|
|
|
Q
|
市民病院の医師の一斉退職に関する報道により、市民や患者は大きな不安を感じている。地方独立行政法人であるため、市に人事権等がないことは承知しているが、設置者として、最大限の対応をすべきであると考える。市民の不安の払拭、医療提供体制の堅持のためにどのように対応するのか。
|
|
|
A
|
市民への情報発信や患者への丁寧な説明など、影響を最小限に抑える努力が必要であることから市民病院に対して早急な対応を求めているところである。また、今後の医療提供体制については、本来、市民病院の業務運営は、法の規定に基づき法人が自律的に行うべきものであるが、地域医療を維持する観点から設置者として全力を尽くしていく。
|
|
|
Q
|
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、児童・生徒の学校での生活は大きく変化している。児童・生徒の心理面に影響を及ぼしているのではないかと危惧しているところであるが、どのように対応しているのか。
|
|
|
A
|
不登校児童生徒数が増加傾向であることや、感染不安で学校に登校できない児童生徒もいることから、学校や家庭だけでなく社会全体で、子どもが安心して過ごすことのできる居場所を設けることが重要であると考えている。マスクで表情が見えないことや、家庭での様子が分かりにくいことなど、心理状態を把握する難しさもあることから、今後は保護者をはじめ、専門家や関係機関との連携をより一層進めながら支援に努めていく。
|
|
|
Q
|
国道1号バイパス大津─京都間については、「慢性化している交通渋滞」「国道1号の逢坂山区間の災害時の脆弱性」という課題の解消や、整備中の栗東水口道路の供用後に予想されるさらなる混雑の緩和のために早期整備が必要である。滋賀県等と連携し、国への働きかけを強めていくべきと考えるが、令和4年度の取組方針は。
|
|
|
A
|
これまでから、本市単独での要望に加え、滋賀県、京都府の関係自治体や商工会議所、トラック協会等で構成される「滋賀・京都間の新しい国道1号バイパス建設促進期成同盟会」において継続して要望活動を実施してきており、引き続き、滋賀県、京都府の関係自治体等との連携を一層図りながら、早期整備に向けて取り組んでいきたい。
|
|
|
Q
|
高齢者の健康を守り、健康寿命を延伸させていくための施策は今後ますます重要になる。令和4年度に実施する「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」をより効果的なものにするために、高齢者の健康に対する意識啓発を図ることが必要であるが、どのように取り組むのか。
|
|
|
A
|
運動や食生活の改善を効果として実感することが重要であるため、体脂肪や体重、歩数や食事内容等を記録して課題や取り組み状況を見える化し、気付きと取組の継続を支援したいと考えている。あわせて、健康運動指導士等の専門職によりデータ等の評価を行うとともに、本人と生活改善の効果や成果について共有し、健康的な生活習慣の定着に向けて助言を行っていく。
※他に3項目の質問あり。
|