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市長就任後3年間の評価と今後の市政運営、大津市総合計画第2期実行計画の取組状況および、今後の見解について伺う。
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A
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新型コロナウイルス感染症の対策に継続的に取り組むとともに、物価上昇に直面する市民や事業者の皆さまへの支援など、暮らしと営みを守るため、機動的な対応に努めてきた。
同時に、大津港への県立琵琶湖文化館後継施設の誘致やサイクルステーションの開設、大津湖岸なぎさ公園市民プラザの再整備などのにぎわいづくり、小中学校の長寿命化改良やトイレ改修、中消防署の移転新築など、未来の大津のまちづくりに向けた「種まき」を意識した様々な取組を進めている。引き続き、誰もが安心して暮らし、活躍できる「夢があふれるまち大津」の実現を目指していく。
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Q
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令和5年度の予算編成について、どのような点を重視して編成作業にあたられたのか、また、必要とする事業費をどのように把握し、当初予算に反映されたのか伺う。
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A
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ポストコロナで顕在化することとなった地域社会や地域経済における課題に積極的に取り組み、大津市総合計画第2期実行計画に基づく各種施策のさらなる推進を図ったものである。その上で、国県補助金等の確保と基金の有効的な活用に加え、効率的で効果的な支出等により、財政規律の堅持にも意を用いて予算を編成した。編成にあたっては、予算要求所属からの要求の背景や事業の効果、熟度について精査するとともに、過去の決算状況を勘案しつつ編成した。
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Q
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令和4年度当初予算に掲げた市内中小企業等の持続的発展に向けた取組状況について、また、今後の地域産業支援についての見解を伺う。
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A
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今年度の商工業振興施策推進の取組については、創業に必要な経費の一部を補助する創業促進事業費補助金のほか、商工団体等提案事業補助金、生産性革命推進事業補助金など、様々な事業に取り組んでいる。また、本社機能の市内への移転促進に対する補助制度の新設をはじめ事業者の主体的、積極的な取組への後押しとなるよう必要な支援を行っていく。
大津商工会議所の大津企業景況調査では、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく落ち込んだ景気動向指数が令和4年4月から6月の第2四半期頃から改善しており、本市としては、その時々の事業者の意見や、商工団体や金融機関など関係機関の情報などを総合的に判断し、市内事業者に寄り添った取組につなげていきたいと考える。
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Q
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道路網整備の推進及び道路維持管理の強化について、現在の進捗と将来道路網の整備について、財源の考え方も併せて、見解を伺う。
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A
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市長就任以来、積極的・継続的に、国や県への要望を重ね、財源確保に努めてきたことにより、仮称・新名神大津スマートインターチェンジに接続する市道、琵琶湖大橋から続く国道477号の4車線化事業と連携した市道の整備について、着実な事業進捗をしている。そのほか、整備中の道路についても、早期の供用開始に努める。
道路維持管理については、新年度予算において増額し、地域の要望に応え、適切に取組む。
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Q
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子ども・子育て支援の推進について、市長就任後における本市の子ども・子育て支援施策の成果と、ポストコロナ社会の課題への取り組みについて伺う。
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A
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子ども・子育て施策に関しては、出産前からの切れ目のない支援として、産後ケア事業を開始、また、質の高い幼児教育・保育の充実として、公立保育園を民営化する方針を撤回するとともに、幼稚園の規模適正化に関しては、再編基準を地域の実情に合わせて検討できるよう見直した。
「ポストコロナ社会の課題への取組」としては、市独自の新生児への特別定額給付金を継続しつつ、3人目以降の児童生徒の給食費を免除し多子世帯を支援することに加え、中学校卒業までの医療費助成の拡充を行い、子育て世帯の経済的な負担の軽減を図った。
ひきつづき、子どもたちが健やかに成長し、保護者が安心して生き生きと子育てできる社会を目指し、子育て施策の推進を図っていく。
※他に1項目の質問あり。
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